リポジトリのご利用に関するQ&A
Q4.登録されている教育・研究成果は、自由に使ってよいのですか?
Q5.登録されている教育・研究成果は、実際に発行されたものと同じですか?
Q6.上越教育大学のすべての教育・研究成果が上教大リポジトリに登録されているのですか?
Q1.リポジトリとは何ですか?
リポジトリ(repository)は一般的に、「容器・貯蔵庫・宝庫」などを意味します。情報工学の分野でも使われる単語です。“大学等の研究機関が、その知的生産物を電子的形態で集積し、保存し、無料で公開するために設置する電子アーカイブシステム”(JAIROの定義より)を、機関リポジトリと呼ぶようになりました。大学や学会、出版社などが用いる「リポジトリ」は、この機関リポジトリのことだと思ってよいでしょう。上越教育大学のリポジトリは、本学で生まれた(≒本学の在籍者が作成した)教育・研究成果を収集し、電子データの形で保存して、インターネットを介して無償で公開するものです。全般的な説明は、こちらをご覧ください。⇒リポジトリ概要のページ
Q2.リポジトリは他大学にもありますか?
たくさんあります!もともとは欧米から広まり、近年では日本でも単独や共同でリポジトリを構築する大学が増えています。国内の一覧が、国立情報学研究所が行う学術機関リポジトリ構築連携支援事業のサイト内にあります。
そして、これらのリポジトリを横断的に検索できる便利なサービスも、国立情報学研究所が提供しています。- JAIRO(Japanese Institutional Repositories Online)
- ROAR(Registry of Open Access Repositories)
- The Directory of Open Access Repositories - OpenDOAR--Search or Browse for Repositories
Q3.上越教育大学リポジトリで何ができますか?
利用者として・・・
- 登録された教育・研究成果には、学内外から自由にアクセスできます。リポジトリ自体にも検索機能はありますが、Googleなどで検索してもヒットします。電子ジャーナルやCiNiiと同じ感覚で、本文データを読んだり印刷したりできます。
提供者(学内者のみ)として・・・
- ご自身の教育・研究成果を電子データの形で永久保存し、インターネットを介して広く公開することができます。詳しくは、教育・研究成果をリポジトリに登録してみませんか?をご覧ください。
Q4.登録されている教育・研究成果は、自由に使ってよいのですか?
登録された教育・研究成果の著作権は、紙の雑誌などと同じく、著者・学会・出版社などにあります。私的使用のための複製や引用など、著作権法で認められている範囲内でお使いになれます。通常認められている範囲を超えて利用したい場合は、許諾を得る必要があります。
詳しくは文化庁Webサイト内の著作権に関するページをご覧ください。
Q5.登録されている教育・研究成果は、実際に雑誌などに載ったものと同じですか?
全く同じとは限りません。実際に発行されたものと同じ「出版社版」は、学会や出版社などの著作権保有者がリポジトリに登録することを認めていない場合があります。その場合、内容は同じでもレイアウト調整や校正の済んでいない段階の「著者版(著者最終稿)」を登録しています。
版情報は「上越教育大学リポジトリ」で成果物を個別選択した後、「著者版フラグ」の項目でわかります。“publisher”なら出版社版、“author”なら著者版、“ETD”は博士論文全文です。
Q6.上越教育大学のすべての教育・研究成果が登録されているのですか?
すべてではありません。未登録・登録予定のものもありますが、登録できないものもあります。登録には、教育・研究成果の著者や著作権保有者などの許諾が必要です。許諾の得られない教育・研究成果は登録できません。
その他
ここで解決できなかった件のお問い合わせはリポジトリ担当まで直接お願いいたします。(TEL:025-521-3605)